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講演:  日興SMBC証券などで講演

テーマ:三菱自動車問題が自動車業界に与える影響





機関投資家向けに何カ所か下記テーマで講演しました。概ね好評だったようでほっとしました。
骨子は以下の通りです。



「三菱自動車問題が自動車業界へ与える影響」
                      
①今回の燃費データ不正は大きく2つの問題点
 ⅰ)国交省の制度的な欠陥
 ⅱ)三菱自動車の体質的問題
   ・1970年の会社設立以来続く体質
   ・御三家支配による責任の曖昧さ
   ・設備投資や研究開発費を抑えた中での競争激化
   ・今回の問題は、開発だけの問題ではない

②日産自動車との資本提携はうまくいくか
「株価が高かったら買収していない。株価が低くい状態で投資してリターンが得られるのであれば、その投資は日産の株主からも求められている」(ゴーン氏)
 ⅰ)三菱の人に任せて背後から操る  
 ⅱ)本社機能をガラガラポン
 ⅲ)開発と購買とサプライヤーが一体となった原価低減
 ⅳ)埋もれた人材の発掘あるいは人材を埋もれさせない
 ⅴ)コミットメントとターゲットの徹底
 ⅵ)ホワイトカラー業務の効率化
 ⅶ)御三家との関係は利用できるものは利用するスタンス
 ⅷ)国内はリストラ路線か

③自動車業界に与える影響および自動車業界の今後
ⅰ)トヨタはどう動くか トヨタの戦後最大の組織改編の狙いとは
ⅱ)日産の次のターゲットは?
ⅲ)部品メーカーの再編  対ドイツ戦略 三菱系だけではなくホンダ系も含めて
ⅳ)米国大統領選 どちらが勝っても対日的には厳しい政策 
ⅴ)短期(決算)と中長期の戦略(大きな絵の中での自社の立ち位置)が重要な時代
                                    
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