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バーチャルシミュレーションを使ったモデルベース開発(MBD)で出遅れるトヨタ自動車について論考しました。
マツダはMBDで先駆けました。トヨタとマツダが提携したのは、大が小を呑み込む的な話ではなく、マツダのMBDのノウハウをトヨタが欲しいからなのです。
バーチャルシミュレーション分野での開発ツールはドイツが圧倒的に進んでいます。
自動運転の時代になり、今の水準のレベル2くらいでも「600万シーン」を想定した開発が必要だそうです。
シーンとは映画の場面と同じです。自動運転の開発では、クルマに場面を覚え込ませているのです。
今の開発手法のままでは、完全自動運転になった時には、10の6乗年=100万年の開発期間がかかると業界では言われています。
開発ツールの採用でもトヨタは出遅れています。